
今回おとづれたのは奈良県吉野郡川上村にある、川上サプリさん(吉野産木材販売促進協同組合)です。
山の中にあり、夏でもかなり涼しい場所です。
理事長の説明を聞きながら木材、加工や乾燥機など一通り見学しました。
吉野ではほかの産地よりも高密度で植林されるため、成長が遅くなることで、年輪が細かくなり、真っ直ぐ育つのだと教わりました。
本題の計画中の住宅の打合せを終え、吉野川に寄り道してから帰りました。



住宅1層200㎡超えの正形プランの現場が始まりました。
この規模の住宅だと各室の機能性と言うか個性というかを明確にしてあげないと、なかなか上手く纏まらないと感じています。
普段の室の大きさであれば、どう外と結びつけようかとボリュームを触りながら考えていますが、今回はどうボリュームを切り開くかと考えたように思います。
まだ、下地段階ですが、明るく、風もよく通っていて、居心地の良い場所になりそうです。

新居に家具が入りました。
家具があることで、写真からもより生活のイメージが湧いてきます。
テーブルの椅子は、hiroshima chair (マルニ木工)です。
深澤直人さんの本の文章で、
『あたりまえの価値
白いご飯は毎日食べているけれども「これがあれば私は幸せです」って
断言できるようなところがあるじゃないですか。そういうのは、けっこうハイレベルな満足だと思います。
-中略-
あたりまえの価値に気づくことが最も感動的だと思う。』 デザインの輪郭より抜粋
に出会いました。
普段の何気ない日常がすごく感動できるように、そういう家を設計していきたいと思います。


設計事務所時代の先輩が自邸を竣工されたので、お祝いも込めて愛知へ行ってきました。
https://www.knnsgc.com/
自然と一体となった住居は素晴らしく居心地が良かったです。
帰りに建物ツアーを組んでもらい、「多治見市モザイクタイルミュージアム」、「虎渓山永保寺」、中村好文氏設計のギャラリー「百草」へ。
建物までのアプローチの仕掛けには、勉強になりました。

秋の紅葉を感じに南禅寺へ行ってきました。
禅宗様式の三門は入母屋造で高さは約22メートルあり、壮大な迫力があります。
赤、黄色の木々に山門が溶け込んだ景色はすばらしかったです。
帰りに、スキーマさん設計のブルーボトルコーヒーへ寄って、休憩。
朝の早い時間から人で賑わっていました。


商業ビルの基礎のコンクリト打設が始まりました。
当日、生コンクリートの受入検査を行なっています。納品書確認、スランプ試験なでです。
写真は、スランプ試験の準備になります。
2m超えの基礎になるので、ポンプ車が数十台の規模になります。