先日、嵐山に行った時に天竜寺を訪れました。
嵐山を借景にし、池を中心とした池泉回遊の日本庭園です。
縁側から見る景色は壮大で、自然が建築を取り込んでいます。
束の間の休息になりました。
スエロ建築研究所のブログ
嵐山へ
アンドレアス・グルスキー展
国立国際美術館で5月11日まで開催されているアンドレアス・グルスキー展へ行ってきました。
どの作品も美しく、虚構と事実が共存している作品「バンコク」や圧倒的な情報量を写真に構成している「99セント」には特に感激しました。
奈良ホテル
明治42年に辰野金吾が設計した建物です。
皇族の奈良宿泊の際に利用されることで有名です。
100年経った今でも色褪せず創業当時を偲ばせる雰囲気を保っています。
ホテル内には一般利用できるテーラウンジもあり、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
岐阜へ小旅行
岐阜建築士会主催の講演会に行ってきました。
やはり大阪より少し肌寒いですね。
登壇者は広島の建築家三分一博志さんです。
近作では、写真の六甲枝垂れや犬島の精錬所が有名でしょうか。
環境と向き合い、場所固有の特性から建築にアプローチする手法は海外でも高く評価されています。
今回の講演で一番印象深かったのは「自然に少しだけ手を加え、準自然としての建築を目指したい」という内容です。近年微視的な視点で建築に取り組む建築家さんが多い中、地球規模という巨視的な視点で考え、繊細に建築に落とし込むという行為に心打たれると同時に、色々考えさせていただきました。
今回の小旅行は少し立ち止まって自分を見直すいい機会でした。
紅葉 はつが野の家
はつが野の家が完成し半年が経ち、竣工後の検査に行ってきました。
中庭の木が紅葉していて、各部屋から四季の変化を感じれるそうです。
お子様も少し大きくなり、楽しそうにグルグル部屋を走りまわっています。
お客様が日々、楽しみを発見し楽しんでいる様子を感じられた一日でした。
北魏・石造仏教彫刻
大阪市立美術館で10月20日まで開催されていた特別展を観てきました。
長い中国仏教史において、最も優れた石造仏教彫刻が生み出されたのが、南北朝時代の北魏(ほくぎ/386-534)王朝だそうです。
すべての仏像の表情から「やわらかさ」や「温かみ」が伝わってきます。
プロポーションは美しくずっと観ていても見飽きません。
永い年月が経っても色あせないもの。作り手にとって永遠の課題です。