こんにちは、いそです。
先日、ハピパール新築工事に向けて
地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。
「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。
「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味があります。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、
祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ、工事の無事を祈ります。
まず一番始めに、参列者全員が手を洗い、口を軽く濯いで清めます。
そして地鎮の儀では、「えい、えい、えい」という掛け声と共に
その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、
初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、
初めて土をならず「土均(つちならし)」と行います。
そして最後に神職が鎮め物を納めます。
例えば設計者が「鎌」、施主が「鋤」、施工会社が「鍬」をもちます。
(これは地域差があったりもするので持つものが違う場合もあります)
地鎮祭は、すべての建築物や建造物(新築)を建てる人が必ずやらなくてはならないというものではありません。
工務店・建設会社と相談の上で、やるやらないは施主が自由に決めることができます。
ただ地鎮祭は施主、建設会社、作業員が一同に顔を合わせて
工事の無事や家・建物の安全、繁栄を祈ることで気持ちが引き締まり、厳粛な気持ちを共有できる機会でもあります。
精神的な意味でも一つの節目となるものです。
ちなみに、地方によっては9割以上が地鎮祭を行うみたいです!(← びっくり!)
そして地鎮祭をやらない代わりに、新しくマンションを購入したり、新築戸建てを購入した場合や、中古物件を購入したり、引越ししたりする際に地鎮祭に代わるものとしてとしてのお祓いを行う場合もあります。(これも地域差があります)
今回の新築工事に向けた地鎮祭でも
やはり参加者一同、無事完成に向けての気持ちの共有ができたのではないかと思います。
この場所に、仲間の皆さんの笑顔でいっぱいな素敵な施設が完成する日が楽しみです(^^)!